脂質は悪?脂質のメリット・デメリット
◇脂質の働き
◇脂質のデメリット
・肥満になりやすくなる
・動脈硬化のリスクが上がる
・高血圧になる可能性がある
◇脂質のメリット
・脳疲労が取れる
・体温を保持する
・脂溶性ビタミンの吸収力アップ
まとめ
みなさんは脂質について
どう思っていますか?
「脂肪の大敵」
と思った方は少なくないと思います。
私も勉強するまでは
ずっとそう思っていました。
ただ、無知の時に行った減量で
私は脂質をほとんど摂取しなかったがゆえに
身体がボロボロになった事があるので、
みなさんにはそうならないように
ダイエットに取り組んでもらいたいと思い、
脂質について今回は紹介していきます。
◇脂質の働き
脂質の働きは
ホルモンなどの生成・分泌
臓器の保護
体温の保持
細胞・核膜の構成
などが挙げられます。
この働きを考えると、
身体にとって
とても重要な役割をしているのが
わかると思います。
◇脂質のデメリット
まず最初に
脂質の過剰摂取で出る
デメリットを紹介していきます。
・肥満になりやすくなる
脂質を過剰摂取すると、
血液中の中性脂肪が増加するため、
脂肪が蓄積されていき
肥満になる可能性が高くなります。
エネルギーとしても
使いにくい脂質は
糖質やタンパク質のように
消費されないため、
体内に中性脂肪として
蓄積されやすい栄養素なのです。
・動脈硬化のリスクが上がる
脂質の過剰摂取は
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
を増やすだけでなく、
HDLコレステロール(善玉コレステロール)
を減少させます。
その結果、
LDLコレステロールが
血管壁に蓄積されて
付着することで、
血管の壁で炎症を起こし
血管の内壁に傷をつけ、
のちに
動脈硬化になる可能性が
高くなっていきます。
・高血圧になる可能性が上がる
先ほど
肥満になる可能性について
紹介しましたが、
仮に肥満になったとすると、
血糖値を一定に保つ働きをする
インスリンの効きが悪くなり、
過剰に分泌されたインスリンによって
血圧を上げる働きが高まってしまい、
高血圧となってしまいます。
また、
肥満だと脂肪細胞が分泌する
さまざまな物質が、
自律神経やホルモンのバランスを乱し、
必要以上に血管が収縮するため
これもまた、
高血圧を引き起こしてしまう
原因となります。
◇脂質のメリット
これまで
デメリットについて紹介してきましたが、
脂質は身体にとって必要な働きもします。
その必要な働きが引き起こす
メリットについて
ピックアップしたものを紹介していきます。
・脳疲労が取れる
脳の60〜65%は脂質でできているため、
脳疲労回復のために重要な睡眠と共に
脳機能をアップする脂質を
食事から摂ることで、
脳疲労もしっかりと回復できます。
・体温を保持する
脂質を摂取することで
中性脂肪として蓄えられ、
その結果
皮下脂肪が暑くなり、
代謝が上がることで
外からの寒さに強くなり、
体温も保つ事ができます。
また、
脂質は
タンパク質や炭水化物が
生み出した熱を守り、
体脂肪として体温を保持する
役割もあります。
・脂溶性ビタミンの吸収力アップ
脂溶性ビタミンである
ビタミンA、ビタミンD
ビタミンE、ビタミンK
などは、
脂質を一緒に摂取する事で
吸収力が上がり、
体内で効率よく働くようになります。
逆に
共に摂取する脂質が少ないと、
吸収に必要な働きができなくなり
吸収力が弱まってしまいます。
まとめ
これらの内容を紹介した上で
もう一度質問します。
脂質についてどう思いますか?
脂質に限らず、どの栄養素も
過剰摂取すると
身体には良くない働きをします。
しかし、
必要量を超えなければ
身体にとってとても重要な役割を
担っているのです。
脂質は種類によって効果も異なってきますし、
中にはダイエットを加速させる脂質も存在します。
詳しくは今後の投稿でアップしていくので
楽しみにお待ちください。
過剰摂取、摂取不足
には注意して
健康的な食事を心がけていきましょう。
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