月別アーカイブ: 2022年9月

糖質制限はマネするな!!糖質制限のメリット・デメリット

糖質制限はマネするな!!糖質制限のメリット・デメリット


 

 

糖質制限とは

・間違った方法
・正しい方法

糖質制限のメリット・デメリット

・メリット
・デメリット

まとめ

 

ダイエットを始める時、

皆さんはどのような方法を思いつきますか?

トレーナーをやっている私は

今までプライベートやカウンセリングを含め、

多くの方のダイエットの悩みについて相談を受けてきました。

そんな中、

独学でダイエットを始めたほとんどの人が、

間違った糖質制限ダイエットを取り入れています。

私も勉強する前は

ダイエットにとって糖質は敵

だと思っていました。

今回は、

このように間違った認識をしている方に

糖質制限がいかに健康的に良くないかを

伝えていきます。

 

糖質制限とは

糖質制限は名前の通り、

糖質と言われるお米やパンなどを

制限することです。

ただ、

この制限の仕方を極端にしてしまっている人が多くみられるので、

今回は間違った方法と正しい方法をお伝えしていきます。

 

・間違った方法

私が多く耳にする間違った方法は、

「糖質(炭水化物を含む)をとにかく食べない」

といった、極端に糖質を抜く方法です。

他にも、

11食野菜のみ」

「固形物を食べない」

など、無茶苦茶なダイエットを耳にします。

糖質を抜くだけでなく、

他の栄養素であるタンパク質や脂質も

食べていないとなると

大きな問題です。

 

・正しい方法

ダイエットは基本的に

基礎代謝を下回らないように

カロリーを設定します。

基礎代謝1700kcal、体重80kg男性の場合、

設定カロリーは大体2000kcal

(運動を頻繁にしているのであれば基礎代謝+500kcalでもOK)


糖質制限を行う場合は、

カロリー設定をした後に、

糖質を70130gで設定し

(1食25~40gに設定し最低でも3食に分けましょう)、

残りのカロリーを

タンパク質と脂質で補います。

タンパク質量は最低でも体重×1g

筋肉量を増やしたい方は体重×1.52g

を目安に設定します。

残ったカロリーを脂質で補えば完璧です。

基礎代謝1700kcal、体重80kg男性、設定カロリー2000kcalの場合、

糖質130g(520kcal)、タンパク質120g(480kcal)、脂質111g(999kcal)

※糖質1g=4kcal、タンパク質1g=4kcal、脂質1g=9kcal

他にも糖質制限といえばケトジェニックダイエットという方法もありますが、このダイエット法についてはまた別のブログで触れていきます。

 

糖質制限のメリット・デメリット

これまで糖質制限は良くない

という風にしか伝えていませんでしたが、

メリットも確かに存在します。

今回はデメリットだけでなく

メリットにも触れて

紹介していきます。

 

メリット

・簡単に実践ができる

まず「糖質を抜くだけで実践できる」
という手軽さで、
代わりに肉類や魚類、野菜などを
バランスよく食べるようにするだけで実践できます。
また、
外食も選べる幅が広く、
それほどこだわって店を選ぶ必要がないのも
簡単に実践できる理由の1つです。

・体重が落ちやすく浮腫みもとれる
炭水化物などの糖質類は
体内に必要以上に水分を蓄積するため、
糖質類を食べないようにするだけで
身体から自然と水分が排出されるようになり、
体重が減ります。
ただし、この効果を感じれるのは
スタートして数週間だけです。
また、浮腫みは
皮膚の下に水分がたまった状態のため、
身体から水分が排出されると
浮腫みもとれます。
(浮腫みは他にも原因があるので
糖質制限でとれる浮腫みはしれています。)

 

デメリット
・便秘になる可能性が上がる
糖質を制限すると
食物繊維や水分量が不足しやすくなり、
便秘になりやすくなってしまいます。

・低血糖症を引き起こす可能性がある
激しい糖質制限をしてしまうと、
極端に糖質量が減ってしまうため
糖をエネルギー源にしている脳の機能が落ちてしまい、
「低血糖症」を引き起こしてしまいます。
その結果、
頭痛、眠気、めまい、倦怠感、イライラ、思考力の低下

などの症状がではじめてしまいます。

・リバウンドしやすい
糖質制限をすると
体内の糖質の量が枯渇している状態になるため、
甘いものへの欲求が強くなってしまい、
一回食べ始めると止まらなくなる可能性が高いからです。
また、
体内の糖が枯渇していると
糖を吸収しやすい体質になってしまっているため、
普通の食事に戻すだけでもリバウンドをしてしまいます。

 

まとめ

私は今まで多くの方の話を聞いてきましたが
糖質制限ダイエット後
話をしてくれた全員がリバウンドをしています。
他にも
「途中で爆食いし始めて止められなくなった人」
「低血糖症になり、日常生活に支障がでた人」
「食事を戻すまで便秘が治らなかった人」
「道端で急に倒れて救急車で運ばれた人」など
いろんな実体験を聞いています。
結果的に何を言いたいのかというと
糖質制限ダイエットは一時的に痩せることはできるが、
その後
健康被害が出たり、リバウンドしたりと
せっかく頑張って身体を変えたにもかかわらず
元に戻ることがわかっているため
おすすめしないということです。

少しでも多くの人に糖質制限が危険であることを
認識してもらえろように願っています。

チートデイは最悪!?その理由とは

チートデイは最悪!?その理由とは

ダイエット中体重が落ちなくなった時、みなさんはどのような方法

を取り入れますか?

「カロリーを下げる」

「糖質を摂らない」

「チートデイをする」

このようなことを思い浮かべる人は少なくないと思います。

 

今回はダイエット中のネットの情報に振り回されている人に向けて

停滞期を打破する真実の方法をお伝えします!

 

◇体重が停滞する理由とは?

・停滞する原因その1

・停滞する原因その2

◇チートデイがなぜ最悪?

・チートデイとは

・チートデイが最悪な理由

まとめ

◇体重が停滞する理由とは?

ダイエットをしていると最初は体重が

スルスルと落ちていくのに

急にストップして減らなくなった経験はありませんか?

ダイエットをしている多くの人が経験していると思います。

私もボディビルの競技をやっているので

毎年ダイエットをしますが、

毎回停滞を経験します。

では、なぜ停滞してしまうのでしょうか?

今回は停滞してしまう2つの原因を取り上げていきたいと思います。

・停滞する原因その1

摂取カロリーが基礎代謝を下回っている

ダイエットを始めた当初は

基礎代謝を下回った食事であっても

今まで乱れていた食事に身体が慣れているため、

ダイエット食に切り替えた時に

脳が身体に「ダイエットを始めたよ!」

と信号を送り、体重が減ってきます。

ところが、ある程度まで体重が落ちてくると

脳が、カロリーが足りていないことに気づき、

飢餓状態であると勘違いしてしまうため、

今食べている食事をできる限り身体に蓄えるように

信号を送りはじめます。

そうなると、身体の生命維持装置が可動し、

身体の代謝を極端に落としてしまうため、

痩せにくくなってしまうのです。

・停滞する原因その2

身体がダイエット食に慣れてしまう

基礎代謝を上回った食事でダイエットをしていると

身体が飢餓状態だと勘違いしないため、

代謝をある程度キープしながら体重を落としていけます。

しかし、ずっと同じ食事内容だと

脳が、「この食事内容はこの人にとって普通の食事なのか!」と

勝手に判断してしまい、

ダイエットをしていることを忘れ、痩せにくくなってしまうのです。

 

◇チートデイがなぜ最悪?

では、上記のように体重が停滞した時は

どのようにして抜け出すのか。

みなさんはどのような方法を思いつきますか?

私は独学でダイエットをはじめた時、

ネットで調べていると

「停滞した時はチートデイ」という記事を多く目にしたため、

当初はチートデイ以外の方法を知りませんでした。

今回は、

そもそも「チートデイ」とはなにかについてと

なぜ「最悪」なのかについて紹介します。

・チートデイとは

「チートデイ」(cheat day)とは、日本語で「騙す日」という意味で

脳がダイエット食に慣れて停滞してしまったときに、

高カロリーを摂取することで脳を騙し、

停滞を防ぐことを目的とした食事法です。

・チートデイが最悪な理由

ではなぜチートデイが最悪なのか。

その答えは、

食べ過ぎで必要以上にカロリーを摂取してしまい、

ダイエットを減速させる可能性が高いからです。

チートデイを制御しながら行える人は取り入れてもいいですが、

私の経験や周りの話を聞いてきた結果、

好きなものを食べ始めると、

我慢のリミッターが解除されて暴走してしまい、

制御が難しくなる人が多いからです。

私は初めてダイエットをはじめた時、

チートデイなしに3ヶ月で-15kg(87kg→72kg)のダイエットに

成功しましたが、

ネットでチートデイの情報を知り、

1週間に1回取り入れると書いていたので

信じて取り入れはじめた2回目のダイエットは、

かなり減速し、3ヶ月で-9kg(89kg→80kg)しか減りませんでした。

(ダイエット中の食事の内容は、1年目も2年目も同じです。)

この結果からわかるように、

制御できない人にとっては「最悪」なのです。

 

まとめ

結果的に「チートデイ」は、

気持ちを制御できる人にとっては取り入れても問題はないが、

制御できない人にとっては「最悪」なので

私と同タイプの人は

別の方法を取り入れることをおすすめします。

(別の方法については今後アップしていきます)

ただ、ダイエットを長期的に考えている人は

メンタルを安定させることができるため、

10日に1回ほどのペースで取り入れると効果的です。

私の経験で感じた内容になるので

主観的な内容にはなりますが、

私と同じように悩んでいる人の力になればと思います。